こんにちは、いっとんです。

普段は保育士として働きながら、CodexなどのAIを使ってWebサイトや仕事を楽にするツールを作っています。

この一週間は、AIのスキルを自分で作るのではなく、買って使うことに振り切ってみました。

購入したのは、マーケティングの壁打ちや、動画講義、ショート動画を作るためのスキルです。購入時点では500円や980円という価格のものもありました。

先に結論を言うと、AI初心者は最初からスキルを自作しなくてもいいと思います。

まずは詳しい人が作ったスキルを使い、AIで何ができるのかを体験する。そのあとで、自分に合わない部分を直していく。この順番の方が、止まらずに進めました。

そもそも「AIのスキル」とは?

ここでいうスキルは、AIに特定の仕事をしてもらうための指示や手順をまとめたものです。

たとえば、マーケティングの相談に乗ってもらう、台本からショート動画を作る、動画講義を組み立てる、といった仕事をAIに任せやすくします。

自分で一から指示を考えることもできます。ただ、初心者のうちは「何を指示すればいいのか」自体が分かりません。

そこで今回は、すでに形になっているスキルを買ってみました。

池田さんの「自作する」と真逆をやってみた

コミュニティの定例会では、池田さんから「使ったものを自分でスキル化して、貯めていくのが大事」という話がありました。

それを聞きながら、自分はちょうど真逆のことをしていました。

この一週間、やっていたのはスキルを買うことです。

自分には、動画制作やマーケティングの詳しいノウハウがありません。それなら、すでに実践している人の知識が組み込まれたスキルを使った方が早いのではないかと考えました。

500円で「マーケティング参謀」を入れてみた

まず購入したのが、AIをマーケティング参謀にするスキル「軍配」です。

自分がやろうとしていることを相談すると、ただ褒めるのではなく、足りないところをかなり具体的に指摘してくれます。

中でも面白かったのが「軍議」です。戦略を練る会議のような形で、考えの甘いところや抜けているところを詰めてもらえます。

自分一人で考えていると、「これでいけそう」と都合よく判断してしまいがちです。そこでAIからダメ出しを受けられるのは、壁打ち相手として助かりました。

AIを「マーケティング参謀」にするスキル「軍配」

撮影せずに動画講義を作るスキル

次に購入したのが、AIで動画講義を作るためのスキルです。

自分は以前、スクショと参考動画をAIへ渡して、声に合わせて口や目が動くアバターカメラを作りました。動画講義で、そのアバターとスライドを一緒に使いたいと考えていたからです。

ただ、アバターを作ることと、講義動画を一本に仕上げることは別の作業です。

台本、音声、スライド、映像をどう組み合わせるのか。その流れまで用意されたスキルを使えば、撮影環境を整えるところから始めなくても、まず一本を形にできます。

「AIで動画講義を作る方法」— 撮影ゼロ・音声代は1本約20円・自分の声のクローンで

台本だけでショート動画ができた

一番分かりやすく成果が出たのは、ビジネス系ショート動画を作るスキルでした。

自分が書いたのは、動画で話す台本の文章だけです。

カメラもマイクも使っていません。それでも、声、キャラクターの口パク、テロップまで組み立てられ、縦型のショート動画になりました。

動画の最初の一秒も、用意された型から選んで設計できます。読み間違いや音のノイズを確認し、直したいときは元の文章を書き直す。撮り直しではなく、文章の修正で対応できるのが便利でした。

この仕組みはFable 5を使う前提でしたが、自分はすでにFable 5を使っていたため、実際に動画を作るところまで進めました。

AIでビジネス系ショート動画を作る方法 — 撮影ゼロ・1本約50円・自分のキャラが喋る縦動画工場

教材を全部読んでから始めなくてもよかった

今回、少し変わった使い方をしています。

購入した教材を最初から全部読み込むのではなく、先にスキルを入れて使い始めました。

これは、教材を読む必要がないという意味ではありません。ただ、自分の場合は最初に説明を読み続けるより、動かして成果物を見た方が理解しやすかったです。

分からないことが出てきた時点で教材へ戻る。今の自分には、この順番が合っていました。

980円で買ったのは、指示文ではなく「経験」だった

スキルを買う前は、「AIに聞けば自分でも作れるのでは」とも思っていました。

実際、時間をかければ作れるものもあると思います。

それでも買ってよかったのは、入っていたのが単なる長いプロンプトではなかったからです。

どんな順番で作るのか。最初の一秒をどう設計するのか。どこを確認し、失敗したらどう直すのか。販売者が実際に試した流れが、使える形にまとめられていました。

自分が500円や980円で買ったのは、完成した文章だけではなく、そこにたどり着くまでの試行錯誤のショートカットだったのだと思います。

買えば何でも解決するわけではない

もちろん、スキルを買えば必ず思いどおりの結果が出るわけではありません。

実際に使う前には、少なくとも次の点を確認した方がいいと思います。

  • 必要なAIやサービス: 今の自分の環境で動かせるか
  • 追加費用: APIや画像・音声・動画生成に別料金がかからないか
  • 安全性: 外部へ送るデータや、実行する操作に問題がないか
  • 利用条件: 作った動画の商用利用や、スキル自体の取り扱いに制限がないか

今回のショート動画制作も、Fable 5を使えることが前提でした。価格だけを見て買うのではなく、「買ったあとに自分が動かせるか」まで確認することが大切です。

また、購入したスキルを別の人へ配布したり販売したりできるとは限りません。自分のサービスに生かす場合も、販売者の利用条件を確認する必要があります。

初心者は、まず完成する体験を買ってもいい

自分は今年に入ってからAIを学び始めました。

Antigravity、Claude、Codexの教科書も買いました。どの教材にも、最初にタイマーなどの簡単なものを作るワークがありました。

そこで実際に動くものができると、「自分にも作れた」と感動します。その体験があるから、次もやってみたくなります。

スキルの購入も同じでした。

最初から完璧なスキルを自作しようとして止まるより、まず買ったスキルで動画を一本作る。マーケティングの相談を一度してみる。そこで完成する体験を得る。

初心者の自分にとっては、その方が次の学びにつながりました。

使ったあとに、自分用へ変えていく

だからといって、ずっと買うだけでいいとは思っていません。

使っていると、「ここは自分には合わない」「この手順は省きたい」「保育の発信向けに変えたい」といった不満や希望が出てきます。

その段階で初めて、自分用にアレンジすればいい。

何も知らない状態で一から作るより、完成したものを使ってから直す方が、変えたい部分も見つけやすくなります。

まず買って成果を出す。使いながら仕組みを知る。そして、自分の経験を足して育てていく。

自分は、この順番でいいと思っています。

まとめ

AI初心者は、最初からスキルを自作しなくても大丈夫です。

今回、自分は500円や980円で販売されていたスキルを購入し、マーケティングの壁打ちや、撮影なしの動画制作を体験しました。

買ったことで一番大きかったのは、知識を読んだことではなく、実際に成果物ができたことです。

ただし、価格だけで選ばず、必要なサービス、追加費用、安全性、利用条件は確認する。そして、使って終わりではなく、自分の経験を加えていく。

「自作できるようになってから使う」ではなく、使ったあとに自作できる部分を増やす

AIを始めたばかりなら、そんな進み方もありだと思います。

ではまた。

※価格や商品内容は、筆者が購入・確認した時点の情報です。最新情報は各販売ページでご確認ください。

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