こんにちは。趣味若づくりオヤジ池田です。
北九州で、AIを使ったアプリ開発や業務効率化のお手伝い、それと営業をやっています。
先週、Claude CodeとCodexを使うなら今すぐ作っておくべきスキルを10個紹介している動画を見ました。こういうリストを見ると全部作りたくなるんですが、いったん自分の環境と並べてみたら、作らないでいいものがはっきりしました。その記録です。
紹介されていた10個
こんな内容でした。
- メモ(作ったスキルの使い方を自動で溜めておく)
- 日本語(不自然な言い回しを直させる)
- デザインシステム(自社のデザインを反映させる)
- スキル検索(どのスキルを使えばいいか提案させる)
- スライド(資料を作る)
- デプロイ(作ったものをネット上に公開する)
- 画像生成
- 動画生成
- 図作成
- 動画編集(テロップを入れる)
突き合わせたら5個は持っていた
自分の環境を見たら、10個のうち5個はもう入っていました。
スライドは資料作成用のスキルを前から使っていますし、画像生成・動画生成・図作成・テロップは、動画編集まわりのスキルを一式入れたときに揃っていました。意識して集めたわけではなく、必要になるたびに足していたら結果的にそうなっていた、という状態です。
リストと並べて初めて、自分の手元に何があるのかが把握できました。これだけでも見た価値がありました。
その日のうちに2個作った
足りていないもののうち、2つはその日のうちに作りました。
1つ目が日本語です。動画でも「絶対に作った方がいい」と言われていて、たしかにこれは前から困っていました。AIが書く文章には独特の言い回しがあって、そのまま出すと読む人に伝わりません。「今後の展望」とか「〜ではないでしょうか」とか、意味は分かるけれど中身が薄い表現です。
そこで、使ってほしくない言い回しを一覧にしたファイルを作って、スキルの中に入れました。これから先も、気になる言い方が出てくるたびに1行ずつ足していく運用にしています。動画でも、そういうリストを作って育てていく方法が紹介されていました。
2つ目がデザインです。こちらは正確に言うとスキルではなく、ルールを書いたファイルとして作りました。自分の会社の資料に使う配色と、お客さま名義で作るものに使う配色を、別々のファイルに分けています。混ざると事故になるので、最初から分けました。
3個は作らないことにした
残りの3つは、あえて作りませんでした。
メモのスキルは、動画の方がObsidianというメモアプリを使っていて、そこにスキルの説明を自動で溜めていく、というものでした。私はObsidianを使っていません。案件がどこまで進んでいるかは、案件フォルダに引き継ぎ用のファイルを置いて、作業のたびに更新する形で残しています。役割がすでに埋まっているので、増やすと二重になります。
スキル検索は、たくさんスキルがあるときに「どれを使えばいいか」を提案させるものです。動画の方はかなりの数を持っていて、整理したいとおっしゃっていました。私は20個ちょっとなので、まだ探す必要が出ていません。数が増えて困ってから作れば十分だと思っています。
デプロイは少し迷いました。ただ、私の場合は案件ごとに公開先が違います。Cloudflareのこともあれば、別のサービスのこともある。1つの共通スキルにまとめようとすると、条件分岐だらけになって、かえって事故りそうでした。いま動いている案件には、その案件専用の公開用スクリプトを置いてあって、それで足りています。
リストに無いものの方が、仕事に効いている
並べてみて気づいたことがもう1つあります。
私が持っているスキルのうち、動画の10個に入っていないものがけっこうありました。見積書と請求書をPDFにするもの、セキュリティの点検をするもの、要件を決める前に自分を質問攻めにさせるもの、商談でAI社員のデモを見せるもの。
どれも、動画の方の仕事には要らないものだと思います。逆に、私にとってはこちらの方が売上に直結しています。
こう考えると、ああいうリストは「全部作れ」という指示ではなく、自分に何が足りないかを見つけるための当て板として使うのが良さそうです。当ててみて、足りないと分かったものだけ作る。当ててみて要らないと分かったら、作らない理由をはっきりさせる。今回で言えば5個は既にあり、2個は本当に足りていなくて、3個は作らない判断ができました。
まとめ
- 紹介されているリストは、まず自分の環境と並べる。それだけで手元の把握になる
- 足りないものが分かったら、その日のうちに1つでも作ると、良し悪しがすぐ判断できる
- 作らない判断も同じくらい大事。理由を残しておけば、後で必要になったときに迷わない
- 他人のリストに入っていないもののほうが、自分の商売には効いていることがある