宮原ひよりです。

AIの世界って、毎週のように新しいモデルが出ますよね。この前も「前のモデルと性能はほぼ同じで、値段はずっと安い」という触れ込みの新モデルが出たので、わたし、ちょっと調べただけで「じゃあ全部これにしよう」と決めちゃったんです。

で、いつもの作業をまるごとそっちに切り替えて、使いまくりました。そうしたら、あっという間に使える量がなくなったんですよ。安いはずなのに、なんで? と。

正直、原因はまだはっきりわかっていません。わたしの使い方とたまたま相性が悪かったのかもしれないし、設定の問題かもしれない。ただ、ひとつだけはっきり反省したことがあります。

「同じくらいの性能」は、誰の作業での話?

「性能は同じくらい」「安い」という評判は、たぶん嘘ではないんです。ただそれは、どこかの誰かの作業で測った結果なんですよね。

わたしが普段AIにやらせているのは、決まった型の作業をくり返し回すことが多いです。そういう使い方で同じ結果が出るかは、実際に自分の作業に当ててみるまでわからない。評判を「自分にも当てはまる」と思い込んで、検証なしで全部を乗り換えたのが失敗でした。

乗り換えは、まず1本だけ

それで決めたのが、新しいモデルが出たら、まず作業を1本だけ選んで試す、というルールです。

やることはシンプルで、

  • いつもやっている作業をひとつ選ぶ(毎日回しているものがいい)
  • 同じ指示を、今までのモデルと新しいモデルの両方にやらせる
  • 「出来ばえ」と「どれくらい使う量を食ったか」を並べて見る

これだけです。数日回して、ちゃんと同じ結果が出て、使う量も納得できる範囲なら、そこで初めて他の作業も移していく。合わなければ、元に戻すだけ。今までの環境は、新しい方で確かめが終わるまで消さずに残しておくのもポイントです。

全部いっぺんに切り替えると、うまくいかなかったときに「何が原因か」もわからなくなるんですよね。1本ずつなら、比べられるし、戻せる。

わからなかったら、使っている人に聞く

もうひとつ、今回やってよかったのは、定例会でそのまま「これ、どうなんですかね? 誰か知ってたら教えてほしい」と聞いてみたことです。

同じモデルでも、人によって感じ方が全然ちがうんですよ。「自分はこう使ってる」「この設定にしてる」という話を聞くだけで、自分ひとりでは気づかなかった見方がもらえる。新しいものを試すときほど、ひとりで抱えないほうがいいなと思いました。

新しいモデルが出るとワクワクしますし、すぐ全部試したくなる気持ちはすごくわかります。わたしもそうです。でも、乗り換えは「1本だけ試す」から。それだけで、あとで困ることがぐっと減るはずです。