大川です。
今、Claude Code実践コミュニティでは、ブログを使ってClaude Codeを実践していく取り組みをしています。
ただブログを書くというより、Claude Codeを使いながら、実際に発信し、改善し、形にしていく。そういう実践の機会としてブログを使っている、というイメージです。
その中で今回、AI界隈で有名な方の一人であるチャエンさんが、Claude Codeを使ったLP制作の事例を紹介されていました。
そのときは「へえ、Claude Codeでサイトを作れるんだ」という話に聞こえたかもしれません。でも、改めて動画と実際のページを見ると、ポイントはそこではありませんでした。
大事なのは、Claude CodeでLPを作ったことではなく、LPの後ろに、検索から問い合わせ、面談までの流れを作っていたことです。
2時間でLPを作った、だけでは終わっていない
チャエンさんが紹介されていた事例では、Claude Codeに日本語で指示して、Claude Code法人導入向けのLPを約2時間で作ったそうです。
しかも、そのLPが「Claude Code 法人導入」というキーワードで検索上位に入り、問い合わせ100件超、初月受注3,000万円超につながったという内容でした。
ここだけ聞くと、どうしても「AIで2時間でLPを作れば売れる」と受け取ってしまいそうです。
でも、実際にはそう単純な話ではありません。
2時間でできたのは、あくまでLPの骨格です。そこからSEOの調整、ブログの追加、診断コンテンツ、ホワイトペーパー、問い合わせ後の自動返信、日程調整まで作り込んでいます。
つまり、AIがすごいのは「一瞬で魔法のページを作った」ことではなく、人間が考えるべき設計を、ものすごい速さで実装できるようになったところです。
LPは、きれいなチラシではなく入口
昔のLP制作は、どうしても「見た目がきれいか」「ファーストビューが強いか」「ボタンが目立つか」に寄りがちでした。
もちろん、それも大事です。
でも、AI時代のLPはそれだけでは足りません。LPは単体のチラシではなく、事業全体の入口です。
今回の事例で強いと思ったのは、次の流れが最初から入っていたことです。
- 検索で見つけてもらう
- LPで興味を持ってもらう
- 診断や資料で価値を渡す
- 連絡先をもらう
- 自動返信で離脱を防ぐ
- 日程調整まで進める
- 最後は人が面談・提案する
この流れがあるから、問い合わせが生まれます。
逆に言えば、LPだけ作っても、その後の受け皿がなければ成果にはつながりにくいということです。
SEOも「記事を書けばいい」ではない
LPを見ていて面白かったのは、Claude Codeの説明ページで終わっていないところです。
Claude Codeとは何か、どんな課題を解決するのか、どんな活用事例があるのか、導入支援の実績は何か。こういう情報がページ内にかなり厚く入っています。
さらに、ブログや活用事例につながる構造もあります。
SEOというと、どうしても「キーワードを入れる」「記事を量産する」という話になりがちです。でも、本当に必要なのは、検索エンジンにも人間にも「このサイトはこのテーマに詳しい」と伝わる構造を作ることです。
そのために、LP、ブログ、事例、著者情報、会社情報、資料請求がつながっている。
ここが重要です。
AI診断とホワイトペーパーは、問い合わせの前段階になる
いきなり「お問い合わせください」と言われても、多くの人は動きません。
でも、「30秒でAI組織診断できます」「Claude Code導入の落とし穴をまとめた資料があります」と言われると、少しだけハードルが下がります。
これは営業でいうと、初回商談の前に小さな接点を作る仕組みです。
検索から来た人は、まだ温度感がバラバラです。今すぐ相談したい人もいれば、情報収集だけの人もいます。
その全員に同じ「お問い合わせ」だけを出すのではなく、診断、資料、事例、動画など複数の入口を用意する。そこから連絡先をもらい、自動返信や日程調整につなげる。
ここまで設計して初めて、LPは「集客できるページ」になります。
Claude Codeで作れる人と、成果につなげられる人の差
今後、Claude CodeでLPを作ること自体はどんどん簡単になります。
たぶん、数ヶ月後には「AIでLPを作れます」は珍しくなくなります。
そこで差がつくのは、作れるかどうかではなく、何を売るために、誰を集めて、どこに流すのかを設計できるかです。
たとえば、僕たちが何かサービスを作るなら、先に考えるべきことはこうです。
- 誰に見つけてもらいたいのか
- その人は何で検索するのか
- LPに来た瞬間、何を見せれば信頼されるのか
- いきなり問い合わせる前に、何を渡せば連絡先をもらえるのか
- 問い合わせ後、誰が、いつ、どう対応するのか
- その後の提案や受注まで、どこを自動化し、どこを人間がやるのか
Claude Codeは、この設計を実装する力を一気に上げてくれます。
でも、設計そのものを考えるのは、まだ人間の仕事です。
0期生でやるなら、まず「1枚のLP」ではなく「1本の流れ」を作る
この事例を見て、僕たちClaude Code実践コミュニティで真似するなら、いきなり完璧なLPを目指さなくていいと思います。
まずは小さく、1本の流れを作る。
たとえば、
- ひとつのテーマでLPを作る
- そのテーマに関するブログを3本書く
- 無料資料か診断を1つ作る
- フォーム送信後の自動返信を作る
- 日程調整リンクまでつなぐ
- 問い合わせ内容をスプレッドシートかDBに残す
ここまでできれば、かなり強いです。
しかも今なら、LPの文章、構成、HTML、フォーム連携、資料のたたき台、ブログ記事、場合によっては日程調整や通知まで、かなりの部分をClaude Codeに作らせることができます。
人間がやるべきことは、「何を売るか」「誰に届けるか」「どこまで自動化して、どこから人が対応するか」を決めることです。
今回ブログでこの事例を紹介したかったのは、「有名な人だからできた」「特別な会社だからできた」で終わらせたくなかったからです。
もちろん、同じ成果をすぐに出せるわけではありません。でも、ブログを書き、LPを作り、検索される形に整え、問い合わせまでの導線を作る。こうしたことは、時間をかけて実践していけば、自分たちにも十分やれることだと思います。
Claude Code実践コミュニティでブログに取り組んでいるのも、まさにその練習になります。書いて終わりではなく、発信しながら、Claude Codeで作りながら、実際の集客や仕事につながる形まで育てていく。
今回の事例は、その先にある一つの分かりやすい成功例だと感じました。
AIでページを作る時代から、AIで商流を作る時代へ
今回の事例で一番学びになったのは、AI活用のレベルが一段変わっていることです。
単に「LPを作りました」ではない。
検索される、読まれる、診断される、資料請求される、日程が入る、商談になる。
この一連の商流を、AIを使って短期間で組めるようになっている。
ここに気づけるかどうかで、AI活用の成果はかなり変わると思います。
Claude Codeは、エンジニアだけの道具ではありません。
むしろ、事業を持っている人、サービスを売りたい人、問い合わせを増やしたい人ほど、使いどころがあります。
これからは「AIで何を作れるか」ではなく、AIでどんな流れを作れるかを考える時代です。
Claude Code実践コミュニティでも、ただページを作るだけで終わらせず、問い合わせや売上につながる導線まで作っていきたいです。
参考
- YouTube: https://youtu.be/pX36oBlON3s
- Claude Code法人導入支援LP: https://claudecode.digirise.ai/
- 関連解説記事: https://youmind.com/ja-JP/landing/x-viral-articles/claude-code-seo-lp-workflow